KHSはオワコンなのか
栄枯盛衰は世の習いってやつでしょうか、EA民はクリプトに流れそして… Good Times Bad Times、Zepや元春が脳内に流れます。
さて表題の件、KHSは終わった?終わり過ぎたかもしれません。がしかし「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」という事で押し目買い戻り売りを信じ、もう少し抗ってみたいと思います。
2020年11月~2021年5月のDD期を生き残る設定
トレンドを見るラインのTL1を1から3、TL2を4から5、トリガーと短期ラインに関わるTypeを1.6から1.0に変更します。ざっくり言うと長期のトレンド判定2つを大きめに、短期は小さめにの3点だけ。他はデフォルトのまま利確6pipsと利確12pipsのテスト結果合算です。
7ヶ月のうちマイナス月は11月と4月の2回、大きくドローダウンしている現設定と比べるとこれはこれで十分な設定です。ただしこれより上の利確値15~21では現設定よりマシではありましたが、この期間でのプラス収支とはなりませんでした。さて問題はこの期間だけに通用する設定ではまったく意味がないわけで、長期のテスト結果が待たれます。
18年バックテスト
ヒストリーはDukascopyの2021年5月30日まで。テストのLotsは0.1、スプレッド設定はいつものようにEURUSD=20・USDJPY=20・GBPUSD=25・EURJPY=25・USDCHF=25・USDCAD=25。6通貨ペアを完全同一設定で行うという十字架を背負ったやり方で、TP6とTP12は変更点以外デフォルト、TP15から上はPoison値を30から48に変更しています。(現行設定と同じ)
AnalysisはTP6のものでして、下の部分が見ずらいのでプロフィットファクターだけ転記しますと、TP6=1.63・TP12=1.48・TP15=1.78・TP18=1.8・TP21=1.64となりました。現ドローダウン期に沿わせた設定でも全期間で問題なく使えそうな内容です。利確値を複数用意する以外にも、今回のパラメータ変更(TL1・TL2・Type)による新たなポートフォリオを考えた方が良いかもしれません。いずれにしてもコードの書き換えなしでDD期と過去18年に対応できていた事(タラレバ)は朗報でしたが、課題はまだまだ山積のようです。