変更点
コロナショック対策とかいう訳では無く、ロジック変更でも無い修正です。極端なボラティリティが続く間はトレードをしない仕様に変更しました。3月のようにVIX指数が大きく上昇する場面でEAを止めるかといった迷いがなくなります。従い全体では約2%~3%のトレード数減となり、個別に詳細は見ておりませんが2020年3月~4月にかけては大幅なトレード数減な感じです。他に大きく変わった点はシームレスな運用が可能になった事です。MSTというのが月曜の稼働開始時刻でして、"12"を入れた場合は月曜午前中のトレードはしません。同じようにFETは金曜の稼働終了時刻で"12"と入れると金曜午後はトレードをしません。DSTは日をまたいで値が荒げる0:00時間にトレード開始を何分遅らせるかになります。この3項目でこれまで0:00前と後に分けていたチャートが1枚で済む(あえて時間ごとに用意する戦略もあるかと)ようになり、バックテストも随分と楽になりました。
また現状で使用していないトレールシステムを削除したことで、たぶんOrderModify系エラーが無くなる予定、TPは単なる利確値になったのとxSLを小数点以下を使えるようにしたので、損切値を細かくpipsで考えたいときも大丈夫です。あとはBOJ1-8でその年ごとに休みを指定していたのですがバックテストには反映されておらず効果も不明であり、毎年のProfile交換が不要になるメリットを優先して削除しました。
配布時期
バックテストが楽になったこともあり、多方面からもう少し使い方を検討したいと思います。新しい使い方が浮かべばそのProfileを用意し、実稼働その他に問題ないことが確認できしだい配布を行う予定です。
パラメーター
- Magic : マジックナンバー
- Type : 1.0~3.0を指定
- Poison : トリガーとなる値
- Lots : ロット
- Permission : 許容する最大スプレッド値
- TP : 利確pips
- xSL : TPに乗じた値がストップロス値pipsとなる(小数点以下可)
- Start : 開始時間
- End : 終了時間
- ExitTime : クローズ時間
- MST : 月曜の稼働開始時間(hour)
- FET : 金曜の稼働終了時間(hour)
- DTM : 0:00から稼働を遅らせる分(minit)
- Slippage : スリッページ
- StDOYear : 年始の何日目から稼働するか
- EnDOYear : 年末の何日目まで稼働するか